第一興商(7458)|コロナでも減配ゼロ、DAMの会社が配当性向50%目標に舵を切った話
みなさんー!高配当株やってる??
どうも、トトカブです!
今日調べたのは第一興商(7458)。カラオケの「DAM」を作ってる会社って言えば「あー!」ってなる人多いんじゃないかな。実は自分、この会社のこと「カラオケ機器のメーカーさん」くらいにしか思ってなかったんだけど、調べてみたら配当方針をかなり積極的な方向に変えていて、ちょっと気になったので記事にしてみます。
どんな会社か
第一興商は業務用の通信カラオケ機器「DAM」を企画開発している会社です(実際の生産は外部委託らしい)。スナックやカラオケボックス事業者に機器を売ったり貸したりする「業務用カラオケ事業」がメインで、それに加えてカラオケボックスチェーン「ビッグエコー」の運営(カラオケ・飲食店舗事業)、日本クラウンなどのレーベルを持つ音楽ソフト事業、さらには駐車場事業や高齢者向けの音楽健康機器(エルダー事業)まで手がけてるみたいです(正直ここまで手広いとは知らなかった…!)。
東証プライム上場で、時価総額は約1,943億円。株価は2026年9月4日時点で1,869円でした(最新は証券サイト等でご確認くださいね)。
配当の推移

配当、実はすごく地味というか堅実で、2017年3月期から2025年3月期あたりまでずっと1株あたり55〜57円くらい(株式分割調整後)でほぼ横ばいなんです。派手な増配株ではないんだけど、2021年3月期にコロナの直撃を受けて最終赤字になった年でさえ、配当は据え置きで減配しなかった。これ、地味にすごいことだと思ってます(素人目線ですが)。
過去17年以上、一度も減配していないみたいです。
で、直近の2026年3月期は67円まで増配(うち10円は創業55周年の記念配当とのこと)。2027年3月期も68円の予想が出ています。
業績の推移

売上高は2020年3月期の1,463億円から、コロナで2021〜2022年3月期にガクッと落ち込みました(933億円・948億円)。カラオケボックスは休業要請の影響をモロに受ける業態だから、まあそうなるよなという感じ。でもそこから回復が速くて、2023年3月期以降はV字回復、2026年3月期には過去最高の1,630億円まで戻ってます。
ただ2027年3月期は、売上・営業利益は増加予想なんだけど純利益だけ前期比▲20.7%の減益予想が出てて、ここはちょっと気になるポイント(前期の特殊要因の反動っぽいんですが、まだちゃんと調べられてないです…)。
気になるポイント
良いなと思ったのは、2026年5月に配当方針そのものを見直していて、目安の連結配当性向を「30%以上」から「50%程度」に引き上げたこと。これ結構インパクトあるニュースだと思うんだけど、あんまり話題になってない気がする(自分が知らなかっただけかも)。財務も自己資本比率56.9%とかなり堅くて、営業CFはコロナの赤字年も含めて黒字を維持し続けてます。
逆に懸念点としては、①カラオケボックス業態はやっぱり感染症・自粛リスクに弱いこと、②業務用カラオケ市場自体はスナック・バーの閉店などで縮小傾向にあること、あたりかなと思ってます。エルダー事業みたいな新しい柱がどこまで育つかがポイントになりそう。
銘柄メモ
- 証券コード:7458
- 株価:1,869円(2026年9月4日時点)
- 配当利回り:3.58%(2026年3月期実績配当ベース)
- 無減配年数:17年以上
- PER:12.2倍 / PBR:1.56倍
- 配当性向:43.7%(会社の新目標は50%程度)
くわしい数値やチャートは配当サウナ道のレポートページでも見れます→ /reports/7458/
では、バイバーイ👋
