野村不動産ホールディングス(3231)|株式分割で1,000円台になった、13年連続増配の総合不動産大手
みなさんー!高配当株やってる??
どうも、トトカブです!
野村不動産ホールディングス(3231)、知ってますか?
「PROUDっていうマンション、見たことある」ってくらいの認知度かもしれないんですが、去年(2025年)の春に1株→5株に株式分割があって、それまで5,000円近かった株価が1,000円台になったんですよ。
「あ、これ買いやすくなったな」ってなったので、改めてちゃんと調べてみました。
どんな会社?
一言でいうと、マンション「PROUD」で有名な総合不動産グループのホールディングスです。
PROUDって、首都圏とかでよく見るあのマンションブランドです。分譲マンション・戸建だけじゃなくて、オフィスビル・商業施設・物流施設・ホテルまで幅広くやってる会社です。
財閥系(三井不動産・三菱地所)じゃなくて独立系の大手、というのが特徴で、国内の大型不動産会社の中では希少な立ち位置です。
FY2026(2026年3月期)の売上高は9,425億円。翌期(FY2027)の会社予想は1兆800億円で、初の1兆円超えを予告してます。それ大型株なのに、まだ成長ステージにいるんですね、と(笑)
株式分割の話
2025年4月1日に1株→5株に分割されました。
分割前の株価は4,500〜5,000円前後で、一単元(100株)買おうとすると45〜50万円必要でした。それが分割後は1,000円台になって、単元あたり10万円台で買えるように。投資のハードルがぐっと下がりましたね。
こういう分割があると「1株あたりの配当も5分の1に減るんじゃ?」って思う方もいると思うんですが(初めて聞いたとき自分もそう思いました)、配当は株数に比例して増えるので実質的な受取額は変わらないです。株が5倍になって、1株あたり配当が5分の1になる、という話なので。
配当の話
株式分割があるので少し複雑に見えるんですが、分割後ベースで整理すると:
2026年3月期の配当:1株40円(利回り3.94%) FY2027予想:44円(利回り予想で4%超えそう)

分割調整後の配当推移(FY2017〜FY2026): 2017年 13円 → 2020年 16円 → 2023年 24円 → 2026年 40円 → 2027年 44円(予想)
分割後の単価で見ると13円から40円に。9年で3.1倍です。しかもずっと右肩上がり。
2014年から2026年まで13年連続増配しています(2025年4月の分割を調整した比較ベース)。

10年平均の配当利回りが3.61%で、今の3.94%はそれを上回る水準。高めのゾーンで買えてるとも言えます。
業績はどうか
FY2026、かなり良かったです。
- 売上高:9,425億円(前期比 +24%)
- 営業利益:1,382億円(前期比 +16%)
- EPS:96.7円(過去最高)

FY2021に一度落ち込む年があって(コロナ期と重なって戸建・マンションの動きが鈍かった時期)、その後回復してFY2026は過去最高を更新。こういう回復力の強さは見ておきたいところです。
ROEは10〜11%台で安定してて、東証プライムの基準(10%以上)はクリアしてます。
気になるところ
いいなと思うところ
- 分割調整後で13年連続増配(一度も下げてない)
- FY2026は過去最高益・売上。FY2027も+15%増収予想と成長継続
- PER10.5倍、利回り3.94%で、大手不動産株としてはバリュエーション的に見劣りしない水準
少し気になるところ
- 有利子負債がかなり多い。FY2026の借入金・社債合計が1.5兆円超で、自己資本比率は28.5%。不動産業の性質上ある程度はしかたないんですが、金利上昇局面(いまがそれですが)での利払いコスト増加は頭に入れておきたい
- 営業CFが年度によって大きく変動する。大型物件の仕入れと竣工がズレると赤字になることも。じっくり持つ株として、キャッシュフローの波が大きいことは理解しておく必要がある
- FY2027の営業利益は1,400億円(+1.3%)とほぼ横ばい予想。売上が+15%伸びても利益率が落ちる局面のようで、採算性の変化に注意が必要
銘柄メモ
- 証券コード:3231
- 株価:約1,015円(2026年6月時点・分割後)
- 配当利回り:3.94%(FY2026確定40円)/ 予想4.3%(FY2027予想44円)
- 連続増配:13年(無減配:13年)
- PER:10.5倍(過去10年平均9.4倍)/ PBR:1.08倍
- 自己資本比率:28.5%
- 時価総額:約9,319億円
株式分割で買いやすくなったタイミングで、FY2026の過去最高業績が重なって、なかなかおもしろい時期に調べることができたと思ってます。
借入金の多さと金利リスクが気になる点ではあるんですが、13年連続で増配を続けてきた実績と、FY2027の1兆円超えの成長プランは素直に評価したい。
不動産株はどうしても「景気が悪くなったら」という不安がついてまわるんですが、PRUOUDブランドの強さと都市部への集中戦略は長期的に見ても理にかなってる気がしてます(完全に素人目線ですが)。
引き続きウォッチしていきます!
では、バイバーイ👋
