アリアケジャパン
銘柄コード 2815業種 食料品市場 東証プライムサイズ 大型株
配当利回り
5.93%
2026年10月6日(FY2026有価証券報告書確定値・FY2027 Q1決算短信含む)
一株当たり配当金
増配率 38.5% 10年減配なし
何の会社?
- 1966年設立、天然調味料(うまみ調味料・だし等)の国内最大手メーカー。加工食品・外食向けに原材料を供給する「B2B食品素材」企業
- 畜産・魚介・野菜など天然原料から抽出したエキス・調味料を製造し、大手食品メーカー・外食チェーンに幅広く採用されている
- 自己資本比率88%台とほぼ無借金の超安全運転な財務体質。東証プライム上場
- 2026年11月に60周年を迎えるのを控え、株主優待(3,000円相当の自社調味料セット、年2回)も実施
- 業績は国内外の食品メーカー向け供給が中心で、原材料市況や為替の影響を受けつつも長期的に成長を続けている
ディフェンシブ銘柄
魅力ポイント
- 5期連続増配中。配当金は2021年の77円から2026年は180円まで拡大。会社予想のFY2027はさらに300円(記念配当含む)まで増配計画
- 財務健全性トップクラス。自己資本比率88%台、ほぼ無借金。edinetdbの健全性スコアは95点(S評価)
- 減配歴なし。過去10年で一度も配当を減らしたことがなく、安定感がある
- ユニークな株主優待。自社の調味料セット(ホワイトソース・デミグラスソース等)を年2回、3,000円相当受け取れる
株価
現在株価
5,060円
時価総額
1,660億円
株価は2026年9月末時点で5,060円前後(株価は日々変動するため最新は証券サイト等でご確認を)。実績PER18.9倍、会社予想ベースの予想PERは16.6倍程度。
EPS(1株当たり純利益)・配当性向
EPSは2019年に一時524円まで跳ねた(一過性の特別利益が影響したとみられる)が、その後200円台まで落ち着き、2026年には297円まで回復。会社予想のFY2027は305円とさらなる増益を見込む。
売上高・営業利益率
ROE(自己資本利益率)
売上高は2017年の488億円から2026年は670億円まで、着実に拡大。営業利益率も15%台から17.6%まで回復してきている。会社予想のFY2027は692億円(+3.4%)とさらなる成長を見込む。
配当利回り推移
予想PER
16.6倍
過去10年平均: 24.1倍 / 類似企業PER: 18倍
PBR
1.21倍
自己資本比率
88.3%
営業CF黒字
10年超
連続増配
5年
配当利回り(予想)は約5.9%とかなり高く見えるが、これはFY2027予想の300円に記念配当が含まれているため。通常ベースの増配ペース(過去5年平均で見ても年10〜20%程度)を考えると、来期以降は配当水準がどこかで落ち着く可能性はある。ただし過去10年減配なし・自己資本比率88%台という安定感は魅力的で、個人的には優待と合わせて長期保有向きの銘柄だと思っている。
気になるポイント
- FY2027の300円予想には記念配当が含まれる。通常の増配ペースではなく一時的な特別要因を含むため、来期以降は配当水準が巻き戻る可能性がある点に注意
- ROEは7%台と低め。無借金経営の裏返しではあるものの、資本効率の面では改善余地がある(東証プライム基準の8%をやや下回る)
- PERは18〜19倍とやや高め。食品セクターとしては平均的だが、割安感は薄い