沖縄セルラー電話

銘柄コード 9436業種 情報・通信市場 東証プライムサイズ 中型株
配当利回り
2.9%
2026年5月7日(FY2025有価証券報告書ベース)

一株当たり配当金

増配率 11.1% 15年減配なし
  • KDDIの連結子会社(持株比率 約56.6%)として沖縄県内で「au」ブランドの移動通信サービスを展開
  • 1991年設立。モバイル・固定・光回線を一括提供する沖縄特化のワンストップ通信事業者
  • 法人向けICTソリューションにも注力。クラウド・セキュリティ・DX支援まで手がける
  • 沖縄という地の利を活かし、観光・リゾート向け通信サービスにも積極展開
  • 東証プライム上場。財務健全性スコア95(S評価)と、edinetdbの採点で3,800社中トップクラスの安定性
ディフェンシブ銘柄
魅力ポイント
  • KDDI傘下の安定感。国内最大級の通信インフラ・ブランド(au)・技術を活用できる連結子会社。独立系より圧倒的に有利な立ち位置
  • 連続増配。少なくとも9期連続増配(2017〜2025年)。2016年の48円(分割調整後)から124円へ、9年間で2.6倍に成長
  • 盤石な財務。自己資本比率83.9%で実質無借金経営。営業CFも10年超で安定黒字。財務体質はS評価(ヘルススコア95/100)
  • 高収益体質。営業利益率21%超は通信業の中でも屈指の高水準。ROEも東証プライム基準をクリアする12%超を安定維持

株価

現在株価
4,270円
時価総額
2,011億円
FY2025有報ベースの株価は約4,270円(PER16.4×EPS261)。長期トレンドは右肩上がり。PBR2倍超という通信株にしてはやや高いバリュエーションが継続している。

EPS(1株当たり純利益)・配当性向

EPSは2016年の137円(分割調整後)から2025年の261円へ、9年間で約1.9倍に拡大。配当性向は35%から47%へじわじわ上昇しているものの、まだ50%以下。EPS成長と増配を両立できている状況が続いている。

売上高・営業利益率

ROE(自己資本利益率)

売上高は10年で1.3倍(627億→843億)と着実に成長。営業利益率は17%台から21%台へ改善。ROEは安定して11〜13%で推移。通信インフラ事業の安定キャッシュフローがベースにある。

配当利回り推移

予想PER
16.39倍
過去10年平均: 12.76倍 / 類似企業PER: 15倍
PBR
2.08倍
自己資本比率
83.9%
営業CF黒字
10年超
連続増配
9年
PER16.4倍は過去10年平均(12.8倍)を上回り、やや割高感。PBR2.1倍も高め。ただし、ROE12.9%・自己資本比率83.9%・増配継続という実績がバリュエーションを支えているように見える。配当利回りは10年平均(3.36%)を下回る2.9%水準。
気になるポイント
  • 市場規模の制約。沖縄県内に特化した地域密着型ビジネスのため、成長の天井感は否めない。人口規模でも全国展開のキャリアとは比較にならない
  • 5G・設備投資負担。通信インフラ更新は継続的に必要。設備投資が増加すれば、フリーCFや配当原資への影響も出てくる可能性がある
  • PBR2倍超の割高感。同業他社と比べてもPBRが高め。成長期待が剥落した場合のバリュエーション調整リスクには注意