ソフトバンク
銘柄コード 9434業種 情報・通信市場 東証プライムサイズ 大型株
配当利回り
3.84%
2026年4月17日
一株当たり配当金
増配率 0% 7年減配なし
何の会社?
- 国内第3位の総合通信事業者(2018年12月東証プライム上場)
- ソフトバンク・Y!mobile・LINEMOの3ブランドでスマートフォン契約者数4,800万件超を有する
- ヤフー・LINEを子会社に持ち、EC・広告・金融など幅広いデジタル事業を通信と並行展開
- 日本最大のQRコード決済PayPayを核に、決済・融資・保険を網羅するフィンテック経済圏を構築
- 5G・AIへの積極投資を推進。法人向けDX支援・クラウド・IoTサービスでB2B収益の拡大を図る
ディフェンシブ銘柄
魅力ポイント
- 安定した通信キャッシュフロー。スマートフォン契約数4,800万件超の安定収入基盤。上場以来7年間、営業CFは継続してプラスを維持
- 上場以来、無減配継続。2019年の上場以来、一度も配当を切り下げていない。現在の配当利回り3.8%超は通信大手3社の中でも高水準
- PayPay経済圏の成長。日本最大のキャッシュレス決済を核に、金融・EC・広告の複合収益を拡大。通信外収入がグループ全体の成長を牽引
- AI・5G投資による中長期成長。全国5G網の整備とAI活用で通信ARPUの維持・向上を図り、2026年3月期は売上高・営業利益ともに過去最高水準を見込む
株価
現在株価
224円
時価総額
107,427億円
2018年12月の上場時は1,500円(分割前)程度でスタート。2024年10月の10株分割後は現在224円(分割後)で取引。時価総額は10兆7,000億円超の超大型株で、日本の通信株の中でも最大クラス。
EPS(1株当たり純利益)・配当性向
EPSは概ね10〜11円台(2024年10株分割後ベース)で推移。2018年の8.69円を底に回復し、2022年は11.00円に到達。2024年は10.34円に一時落ち込んだが、2025年は11.12円に回復。2026年は11.32円と過去最高を更新する見込み。
売上高・営業利益率
ROE(自己資本利益率)
2019年のヤフー連結化を機に売上高は大きく拡大。以降は着実な増収トレンドを維持し、2026年3月期は6.95兆円を目指す。営業利益率は14〜15%台で安定推移。ROEは20%前後と高水準を維持。
配当利回り推移
予想PER
19.71倍
過去10年平均: 15倍 / 類似企業PER: 13.5倍
PBR
3.75倍
自己資本比率
17%
営業CF黒字
7年超(上場以来)
連続増配
0年
現在のPER19.7倍は上場来平均(約15倍)を上回る水準。配当利回り3.8%超が評価されて株価が上昇したため、利回り妙味はやや低下。PBR3.75倍も通信株として高め。NTT・KDDIのPER13〜14倍と比較すると、PayPay経済圏へのグロース期待がプレミアムを形成していると見られる。
気になるポイント
- 低い自己資本比率。17%と財務健全性スクリーニング基準(50%超)を大きく下回る。通信業界特有のリース資産・負債が大きく、財務レバレッジが高い点はリスク
- 高い配当性向と限られた増配余地。配当性向は70〜85%台と高水準。業績が伸び悩めば減配リスクが生じ、親会社ソフトバンクグループへの還元義務も配当政策を制約する
- 通信市場の競争激化。楽天モバイルの本格参入・格安SIMの低価格競争が続き、契約者数・ARPUへの圧迫が続く。2024年3月期の営業利益率は14.4%まで低下した