上組
銘柄コード 9364業種 倉庫・運輸関連市場 東証プライムサイズ 大型株
配当利回り
4.21%
2026年9月21日(FY2026有価証券報告書確定値・FY2027 Q1決算短信含む)
一株当たり配当金
増配率 57.7% 9年減配なし
何の会社?
- 1867年(慶応3年)創業、神戸を拠点とする日本最大級の総合物流会社。国内港湾運送のパイオニア的存在
- 主力は港湾運送・倉庫・陸上運送を含む物流事業(売上の約88%)。神戸港・大阪港をはじめ全国の港湾で強固な地盤を持つ
- 国際物流(フォワーディング事業)にも展開し、海外拠点網を活用したグローバル物流サービスを提供
- 港湾エリアに保有する広大な自社用地を活かした不動産事業もその他事業の柱の一つ
- 継続的な自社株買いにより発行済株式数は10年間で約6割まで圧縮、株主還元姿勢が強い
ディフェンシブ銘柄
魅力ポイント
- 8期連続増配。配当金は2019年3月期の45円から2026年3月期は205円まで拡大(この間の年平均成長率は約23%)
- 財務盤石。自己資本比率73.5%と非常に高水準。営業CFは過去10年連続でプラスを維持
- 積極的な株主還元。継続的な自社株買いで発行済株式数を圧縮。ROEも10年で5.3%→8.0%へ改善傾向
- 業績も過去最高を更新中。FY2026売上高2,948億円(+5.6%)・営業利益365億円(+10.4%)とともに過去最高を記録
株価
現在株価
4,865円
時価総額
5,186億円
株価は2026年9月時点で4,865円前後(株価は日々変動するため最新は証券サイト等でご確認を)。実績PER17.5倍、会社予想ベースの予想PERは17.6倍程度。
EPS(1株当たり純利益)・配当性向
EPSは2017年の66円から2026年には311円まで、10年弱で約4.7倍に拡大。ただし会社予想ではFY2027は277円と減益見込み。配当性向が急上昇していることもあり、ここからの伸びしろはこれまでほど大きくないかもしれない。
売上高・営業利益率
ROE(自己資本利益率)
売上高は10年でおおむね右肩上がり、FY2026は2,948億円(+5.6%)で過去最高を更新。主力の物流事業(売上の約88%)が牽引しており、営業利益率も12.4%まで改善してきている。FY2027予想は増収(+3.5%)ながら営業利益は▲6.1%の減益見込み。
配当利回り推移
予想PER
17.6倍
過去10年平均: 14.3倍 / 類似企業PER: 15倍
PBR
1.21倍
自己資本比率
73.5%
営業CF黒字
10年超
連続増配
8年
配当利回り(予想)は4.21%で、過去平均(2.52%)を大きく上回る水準。PER17.6倍・PBR1.21倍は財務の堅さを考えると割高感はないと個人的には思う。ただ配当性向が急上昇しているので、これまでのような大幅増配ペースが今後も続くかは注視したいところ。
気になるポイント
- 配当性向の急上昇。FY2026の配当性向は65.9%まで上昇。FY2027は会社予想ベースで74%まで上がる見込みで、増配ペースの持続性には注意が必要
- 来期は減益予想。会社予想ではFY2027の営業利益は▲6.1%・純利益は▲12.5%。配当も205円で据え置き予想(増配は一服)
- 港湾・物流という業種特性。荷動き・貿易量の増減や燃料費、為替の影響を受けやすい