日本航空
銘柄コード 9201業種 空運業市場 東証プライムサイズ 大型株
配当利回り
3.13%
2026年9月20日(FY2026有価証券報告書確定値・FY2027 Q1決算短信含む)
一株当たり配当金
増配率 11.6% 4年減配なし
何の会社?
- 1951年設立、日本を代表する航空会社の一つ(JALグループ)。東証プライム上場、本社は東京都品川区
- 国内線・国際線の旅客輸送に加え、貨物・郵便事業、LCC「ZIPAIR」など幅広い事業を展開
- 2010年に経営破綻・会社更生法適用を経験し、公的支援を受けて再上場した歴史を持つ
- コロナ禍の2021年3月期・2022年3月期は2期連続の巨額赤字・無配を経験
- FY2023以降はインバウンド需要の回復とともに、業績・配当ともにV字回復中
景気敏感株
魅力ポイント
- V字回復。FY2026は売上2兆125億円(+9.1%)・営業利益2,073億円(+23.0%)と、コロナ前を上回る水準まで回復
- 配当復活後の増配継続。配当を再開したFY2023(25円)以降、FY2026(96円)まで4期連続で減配なし
- 割安感。実績PER8.3倍は市場平均(15倍)を大きく下回る水準。ROE12.2%も東証プライム基準(8%)をクリア
- インバウンド需要の追い風。訪日外国人需要の増加が国際線収益を下支え
株価
現在株価
3,066円
時価総額
13,398億円
株価は2026年9月時点で3,066円前後(株価は日々変動するため最新は証券サイト等でご確認を)。実績PER8.3倍、会社予想ベースの予想PERは12.0倍程度。
EPS(1株当たり純利益)・配当性向
EPSはFY2021・FY2022はコロナで大幅な赤字(-765円、-406円)に転落。FY2023に黒字転換(79円)した後、FY2026には307円まで回復した。会社予想の純利益はFY2027で▲20.1%となっており、コロナ後の急回復はひと段落しつつある局面だと思う。
売上高・営業利益率
ROE(自己資本利益率)
売上高はFY2021に4,812億円まで落ち込んだが、FY2026は2兆125億円まで回復し、コロナ前FY2019(1兆4,873億円)を大きく上回る水準になっている。インバウンド需要の伸びが大きく寄与していそう。
配当利回り推移
予想PER
12倍
過去10年平均: 13.4倍 / 類似企業PER: 11倍
PBR
1.19倍
自己資本比率
40.3%
営業CF黒字
FY2023以降4年連続(コロナ禍のFY2021・FY2022はマイナス)
連続増配
3年
実績PER8.3倍は市場平均を大きく下回る水準で、素人目線では割安に見える。ただし会社予想では来期減益(純利益▲20.1%)となっており、予想PERで見ると12.0倍程度とやや評価は変わってくる。配当利回りは3.1%台で、コロナ禍で無配だった過去を踏まえると、ここまでの回復はかなり評価できると個人的には思っている。
気になるポイント
- 業績変動リスクが大きい。コロナ禍のような外部ショックで需要が急減しやすい業種特性(実際2021・2022年は無配に)
- 反動減の兆し。会社予想ではFY2027の純利益は▲20.1%(1,100億円)と減益見込み
- 燃料費・為替の影響。原油価格や円安はコストに直結するため収益のブレ要因になりやすい