松風
✓ トトカブ保有中銘柄コード 7979業種 精密機器(歯科材料・機器メーカー)市場 東証プライムサイズ 小型株
配当利回り
2.57%
2026年8月30日(FY2026有価証券報告書確定値・FY2027 Q1決算短信含む)
一株当たり配当金
増配率 22% 10年減配なし
何の会社?
- 歯科材料・機器の総合メーカー(京都本社)。デンタル関連事業が主力で、人工歯・研削材・金属・セメント等を製造販売
- ネイル関連事業(ネイルラボ等)、工業用研磨材事業も展開する複合企業
- 連結子会社18社(国内4社・海外14社)で構成。イギリス・中国・ドイツ・ベトナム・アメリカなど海外展開も広い
- 2026年1月、米国子会社Smart Dentistry Solutions IncをSHOFU Dental Corpへ吸収合併するなど、グループ再編も進行中
- 配当方針として連結配当性向40%以上・DOE(純資産配当率)3.0%以上を明確な目安として掲げている
ディフェンシブ銘柄
魅力ポイント
- 財務が非常に強固。自己資本比率84.1%、edinetdbの財務健全性スコアは93点と業界トップクラス
- 8年連続増配中。過去10年で減配は一度もなし。配当の10年CAGRは約22%と高成長
- FY2027予想配当は67円で、FY2026実績(60円、特別配当5円含む)からさらに増配見込み。特別配当を除いた実質ベースでも増配トレンドが続いている
- 収益性も改善中。営業利益率はFY2021の9.3%からFY2025には13.9%まで上昇。ROEも3%台から10.7%まで着実に改善
株価
現在株価
2,335円
時価総額
836億円
株価は2026年8月28日時点で2,335円(時価総額約836億円、東証プライム)。PER17.5倍(会社予想)・PBR1.63倍で、過去10年平均PER(約19.5倍)と比べるとやや割安圏に位置している。
EPS(1株当たり純利益)・配当性向
EPSは10年で26.3円→137.4円(調整後ベース)まで約5.2倍に拡大。2020年3月期はコロナ影響で一時的に22.1円まで落ち込んだが、そこから回復し、FY2022以降は毎期増益が続いている。FY2027予想は133.66円で、ほぼ横ばい〜微減の見通し(FY2026が投資有価証券売却益込みの高水準だった反動もありそう)。
売上高・営業利益率
ROE(自己資本利益率)
売上高は10年で223億円→400億円まで約1.8倍に拡大。営業利益率はFY2021の9.3%から直近は13%台まで改善しており、収益性は着実に向上している。ROEも3%台から10.7%まで上昇し、東証プライム基準(目安8%)もクリアしている。
配当利回り推移
予想PER
17.48倍
過去10年平均: 19.46倍 / 類似企業PER: 23.58倍
PBR
1.63倍
自己資本比率
84.1%
営業CF黒字
10年超
連続増配
8年
配当利回りは直近実績(60円、うち特別配当5円含む)ベースで約2.57%、FY2027会社予想(67円)ベースだと約2.87%。特別配当を除いた実質ベースでも増配が続いている点は好材料。配当性向は43.7%(FY2026)で、会社の方針(連結配当性向40%以上・DOE3.0%以上)の範囲内。医療機器大手ピア(テルモ22.9倍・オリンパス24.3倍、単純平均約23.6倍)と比べるとPERは見劣りするが、事業規模や事業内容(歯科材料の専業メーカー)が異なるため単純比較には注意が必要。
気になるポイント
- 製造物責任・医療費抑制政策・海外事業環境変化など、歯科材料メーカー特有の事業リスクを抱える。海外展開している分、為替や各国の医療保険制度の影響も受けやすい
- PER17.5倍(会社予想)は過去10年平均(約19.5倍)からするとやや割安だが、直近の株価上昇でPBRは1.6倍まで上昇しており、以前ほどの割安感はなくなってきている
- 配当性向はすでに40%台まで上昇しており、方針の下限(40%以上)は満たしているものの、際限なく上げ続けられるかは今後の業績次第