任天堂
銘柄コード 7974業種 その他製品市場 東証プライムサイズ 大型株
配当利回り
2.1%
2026年4月18日
一株当たり配当金
増配率 5.5% 8年減配なし
何の会社?
- 世界有数のゲームメーカー(1889年設立、任天堂カルタとして創業)
- Nintendo Switch 2など家庭用ゲーム機と、マリオ・ゼルダ・ポケモン等の世界的IPを保有
- ハードとソフトの両輪ビジネスモデルで、ゲーム機世代交代サイクルに沿った収益構造を持つ
- 現金・預金1兆8,740億円保有、自己資本比率77%の超健全財務
- 2024年10月に10株分割を実施し、個人投資家が買いやすい株価水準に
増配成長銘柄
魅力ポイント
- 圧倒的なIP競争力。マリオ・ゼルダ・ポケモン等の世界的ブランドIPにより、他社が模倣しにくい高収益・高利益率構造を維持
- Switch 2好調。FY2026は売上高2兆2,500億円(前期比+93%)と過去最高水準に急回復。Nintendo Switch 2の立ち上がりは歴代機種でも上位の好スタート
- 超健全財務+大幅増配。現金1.8兆円・自己資本比率77%の盤石財務を背景に、FY2026は+61円の大幅増配(181円)を実施
株価
現在株価
8,600円
時価総額
103,000億円
2024年10月の10株分割後、8,000〜9,000円台で推移。分割により個人投資家の参入障壁が下がり、流動性が改善。
EPS(1株当たり純利益)・配当性向
EPSはゲーム機世代と強く連動。Switch全盛期(FY2021)は405円だったが、FY2025の世代交代期には233円まで急減。FY2026はSwitch 2効果で292円へ回復予想。中長期では右肩上がりトレンドを維持。
売上高・営業利益率
ROE(自己資本利益率)
売上高はゲーム機サイクルに沿って大きく変動。FY2021の1.76兆円をピークに一時落ち込んだが、FY2026予想の2.25兆円は過去最高。営業利益率は Switch世代中盤に30%超を記録した後、Switch 2立ち上げ初年度は16%台に低下(先行投資・ハード原価が重い)。
配当利回り推移
予想PER
27.69倍
過去10年平均: 22倍 / 類似企業PER: 30倍
PBR
3.26倍
自己資本比率
77%
営業CF黒字
10年超
連続増配
0年
配当利回り2.1%は高配当とは言えないが、増配余力(現金1.8兆円・配当性向50%)と長期的な増配トレンドは評価できる。「高配当株」より「増配成長株」として位置づけるのが適切。PER27倍はゲームセクターの中では平均的な水準。
気になるポイント
- 業績変動リスク。ゲーム機世代交代サイクルで業績が大きく上下する(FY2025は前期比▲30%超の急減収)。安定配当株としての性質は弱い
- 割高なバリュエーション。PBR3.26倍・PER27.69倍と高配当株スクリーニング基準(PBR1.5倍・PER15倍以下)を大きく超過。株価下落余地に注意
- 業績連動配当のリスク。純利益50%を配当方針とするため、次世代機移行期(FY2025のような落ち込み局面)では減配・横ばいになりやすい