トヨタ自動車

銘柄コード 7203業種 輸送用機器市場 東証プライムサイズ 大型株
配当利回り
3.65%
2026年5月23日

一株当たり配当金

増配率 8.5% 10年減配なし
  • 世界最大の自動車メーカー(販売台数・売上ともに世界首位クラス)。愛知県豊田市に本社を置く
  • 自動車の製造・販売に加え、金融サービス(トヨタファイナンシャルサービス)も展開。金融事業が安定した利益を下支え
  • ハイブリッド車(HV)のパイオニア。1997年に世界初の量産HV「プリウス」を投入。累計HV販売台数は2,000万台超
  • グループ傘下にデンソー・豊田自動織機・ダイハツ・日野自動車などを擁すコングロマリット企業群
  • 全固体電池の開発・実用化に取り組むなど、HV・PHV・FCEV・BEVを組み合わせたマルチパスウェイEV戦略を推進
景気敏感株
魅力ポイント
  • 圧倒的な規模と収益力。売上高50兆円超、世界トップクラスの自動車メーカー。どんな景気局面でも安定した収益基盤を持つ
  • ハイブリッドでの強固な競争優位。EV一辺倒でなくマルチパスウェイ戦略を採用。市場環境の変化にも柔軟対応でき、他社との差別化要因に
  • 直近6年連続増配。10年以上にわたって減配なし。低PER(7〜10倍台)で配当利回りも3%台と、バリュー株としての側面も
  • 強固な財務基盤。純資産35兆円超、営業CFも毎年数兆円規模でプラスを継続。大型投資をこなしながらも財務余力は十分

株価

現在株価
2,600円
時価総額
414,000億円
株価はPER7〜10倍台と自動車セクターとしても割安な水準。FY2024の過去最高益時には時価総額が一時60兆円超に。その後FY2026・FY2027の減益予想を受けて株価は調整局面にある(※株価は推定値、最新価格は証券会社サイト等でご確認を)。

EPS(1株当たり純利益)・配当性向

EPSはFY2024に過去最高の365.9円を達成後、FY2026は295.3円(前年比約18%減)、FY2027予想251.3円とさらに減益基調。ただし10年スパンで見ればEPSは148円→365円超と着実に拡大しており、長期成長の実績は確かにある。

売上高・営業利益率

ROE(自己資本利益率)

売上高はコロナ禍のFY2021(27.2兆円)を底に急回復し、FY2026には50兆円を突破。FY2027も51兆円と増収予想。ただし利益率の低下が課題で、営業利益率はFY2024の約12%をピークに、FY2027予想は約6%まで低下する見通し。

配当利回り推移

予想PER
7.3倍
過去10年平均: 9.5倍 / 類似企業PER: 10倍
PBR
0.95倍
自己資本比率
38.4%
営業CF黒字
10年超
連続増配
6年
PER7.3倍(FY2025時点)は市場平均(15倍程度)を大幅に下回る割安水準。PBRも0.95倍と1倍割れ近辺。世界最大の自動車メーカーがこの水準にある背景には、減益トレンドと景気敏感株のディスカウントがある。配当利回り3%台はバリュー投資家には魅力的。
気になるポイント
  • 業績のピークアウト懸念。FY2024に過去最高益を達成後、FY2026・FY2027は減益基調。関税問題・円高・EV移行コストが重なり、営業利益率がFY2024の約12%→FY2027予想約6%へ急低下する見通し
  • EVシフトへの対応リスク。BEV分野で中国・欧州勢との競争が激化。全固体電池の開発遅延や普及ペース次第では、長期的な競争力低下につながるおそれ
  • グループガバナンスリスク。ダイハツ・日野自動車の品質不正問題など、グループ会社の問題が本体の評判・業績に波及するリスクが顕在化した