いすゞ自動車

銘柄コード 7202業種 輸送用機器市場 東証プライムサイズ 大型株
配当利回り
3.93%
2026年7月7日(FY2026有価証券報告書確定値・株価は2026年7月6日終値ベース)

一株当たり配当金

増配率 12.4% 5年減配なし
  • 1916年創業。日本で最も歴史の長い自動車メーカーで、トラック・バスの商用車専業
  • 小型トラック「エルフ」、中型「フォワード」、大型「ギガ」を展開。国内トラック市場でトップクラスのシェア
  • 海外に強く、ピックアップトラック「D-MAX」はタイをはじめ東南アジアで人気。売上の過半は海外
  • 2021年にボルボ・グループからUDトラックスを買収し、大型トラック事業を強化
  • トヨタと資本提携し、商用車の電動化・自動運転技術を共同開発中
景気敏感株
魅力ポイント
  • 配当利回り約3.9%。FY2027は92円→94円へ増配予想で、横ばいが続いた配当が再び動き出す気配
  • 配当が10年で約3倍。FY2017の32円→FY2026の92円へ大きく成長(途中コロナ減配あり)。配当性向は40%台
  • 自社株買いに積極的。発行済株式数は10年で約8.5億株→約6.9億株へ約19%減少。消却も実施しており1株の価値が着実に増加
  • キャッシュ創出力。営業CFは10年以上連続プラス。トラックは物流に不可欠で、買い替え需要が底堅い

株価

現在株価
2,391円
時価総額
16,468億円
株価は2,391円(2026年7月6日終値)。配当込みトータルリターン(TSR)は直近5年で約2.2倍と、TOPIXを上回るパフォーマンス。コロナ期の安値から見ると約3倍まで回復している。

EPS(1株当たり純利益)・配当性向

EPSは10年で119円→193円へ成長。コロナ期のFY2021に57.91円まで急減したが、その後V字回復してFY2024に過去最高の220円を記録。直近2年は190円台で足踏み中。FY2027の予想EPSは232.82円(IRBank掲載の予想値)で、達成なら過去最高更新となる。

売上高・営業利益率

ROE(自己資本利益率)

売上高はFY2026で3兆4,791億円と過去最高を更新。UDトラックス買収(2021年)で事業規模が一段拡大した。一方で営業利益率は5〜8%台と製造業らしい水準で、直近は5.9%まで低下。ROEは10%前後で推移。

配当利回り推移

予想PER
12.4倍
過去10年平均: 11倍 / 類似企業PER: 11倍
PBR
1.11倍
自己資本比率
40.4%
営業CF黒字
10年超
連続増配
0年
予想配当94円ベースの利回りは3.93%で、過去10年平均(3.69%)をやや上回る水準。PERは実績12.4倍(予想EPSベースなら10.3倍)、PBR1.11倍。割高感はないが、景気敏感株なので減益局面での買い増しは慎重に、というのが正直なところ。
気になるポイント
  • 景気敏感。トラック需要は景気に連動する。コロナ期のFY2021には38円→30円へ減配した実績あり。「連続増配株」ではない点は要注意
  • 2期連続の営業減益。営業利益はFY2024の2,816億円→FY2026は2,037億円へ減少。営業利益率も5.9%まで低下しており、回復シナリオの確認が必要
  • 配当性向の上昇。足元48%前後まで上がっており、利益が伸びないと増配の余地は限られる