プレステージ・インターナショナル
✓ トトカブ保有中銘柄コード 4290業種 サービス業市場 東証プライムサイズ 小型株
配当利回り
4.03%
2026年8月9日(FY2026有価証券報告書確定値・FY2027 Q1決算短信含む)
一株当たり配当金
増配率 17.2% 8年減配なし
何の会社?
- 保険会社・自動車メーカー・不動産管理会社などを主要クライアントとするBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)専業会社
- 主力は事故・故障時のレッカー手配などを行うロードアシスタンスサービスと、大家さんの家賃滞納リスクを保証する家賃債務保証などの金融保証事業
- 2019年4月から持株会社体制に移行し、オートモーティブ・プロパティ・グローバル・カスタマー・金融保証・IT・ソーシャルの7つの事業セグメントを展開
- 国内に加え米州・欧州・アジア・オセアニアの3極体制でグローバル展開(海外売上比率は約5%)
- 女子バレーボールチーム「アランマーレ」運営や保育事業など社会貢献型の「ソーシャル事業」も手がける
ディフェンシブ銘柄
魅力ポイント
- 好業績。FY2026売上高は709億円(前期比+11.3%)、営業利益は88.7億円(同+11.4%)でともに過去最高を更新
- 株主還元強化中。中期経営計画でFY2026までに配当性向60%、FY2027までに総還元性向70%以上を目標に掲げる。自己株買いも実施し、FY2026実績の総還元性向は80.0%に
- 株主優待を再開。2020年に廃止していた株主優待を2026年5月に再導入(QUOカード進呈)。創業40周年記念優待も予定されており、配当+優待利回りは5%超という声も
- 財務健全性。自己資本比率58.8%、営業CFは10年以上連続でプラスを維持しており財務基盤は安定
株価
現在株価
695円
時価総額
884億円
株価は695円(2026年8月7日時点)。時価総額は約884億円で、PER14.64倍・PBR1.79倍とサービス業平均PER(19.7倍)と比べるとやや割安な水準で推移している印象(※株価は執筆時点の値、最新は証券サイト等でご確認を)。
EPS(1株当たり純利益)・配当性向
FY2026のEPSは46.97円で過去最高を更新(前期38.28円から+22.7%)。10年前(FY2017)の22.04円と比べると2倍以上に成長している。FY2027は会社予想で47.46円とさらなる増益を見込んでおり、EPS成長は着実に続いている印象。
売上高・営業利益率
ROE(自己資本利益率)
売上高は10年で294億円→709億円と2.4倍に拡大。FY2027予想は760億円(+7.2%)とさらなる成長を見込む。営業利益率は12〜14%台で推移し、直近は12.5%前後で安定。ROEも10〜14%台を維持しており、収益性は概ね良好な水準をキープしている。
配当利回り推移
予想PER
14.64倍
過去10年平均: 23倍 / 類似企業PER: 19.7倍
PBR
1.79倍
自己資本比率
58.8%
営業CF黒字
10年超
連続増配
5年
配当利回りは4.03%(FY2027予想配当28円ベース)で、過去10年平均(1.75%)を大きく上回る水準。2020年に一度減配した過去はあるものの、その後は増配傾向が続き、FY2026までで5年連続増配を達成。中期経営計画で総還元性向70%以上を目標に掲げ、株主優待も再開したことで、株主還元姿勢は近年大きく強化されていると感じる。
気になるポイント
- BPO業界の競争激化リスク。クライアント企業のインハウス化や業界再編が進めば、独立系BPO事業者として事業機会を失う可能性がある
- 金融保証事業の代位弁済リスク。家賃債務保証では滞納者に代わって代位弁済を行う仕組みのため、景気悪化時には貸倒引当金が想定を超えて増加するリスクがある
- 天候・季節要因による業績変動。ロードサービスやホームアシストは天候・季節性の影響を受けやすく、大型台風や大雪の年は一時的に収益が悪化する可能性がある