ヒューリック

✓ トトカブ保有中銘柄コード 3003業種 不動産市場 東証プライムサイズ 大型株
配当利回り
3.65%
2026年5月7日(FY2025有価証券報告書 + 2026年Q1決算短信ベース)

一株当たり配当金

増配率 15.5% 10年減配なし
  • 旧富士銀行(現みずほ銀行)系の不動産会社。銀座・新宿・渋谷など東京都心の超一等地を中心に物件を保有・運営
  • オフィスビル賃貸を主力に、ホテル・商業施設・シニア住宅など多様なアセットタイプへ事業を拡張している
  • 東京都心に保有する不動産の含み益は1兆円超規模。この資産の厚みがヒューリック最大の強み
  • 積極的なM&Aと自社ブランドビル開発で売上高・純利益ともに過去最高を毎年のように更新し続ける成長型不動産企業
  • 東証プライム上場、時価総額1.3兆円超。J-REIT未使用の「内製型」不動産企業として機関投資家から高い評価を受ける
景気敏感株
魅力ポイント
  • 配当成長率が桁違い。2016年の17円→2025年の62円と、9年間で3.6倍!年平均増配率15.5%(CAGR)は高配当株の中でも最高クラスの増配ペース
  • EPS成長が増配を支えている。EPS53円(2016年)→151円(2025年)と約2.8倍に拡大。配当性向は40%台で無理がなく、増配余力は十分残っている
  • 都心一等地という参入障壁。東京都心の物件は希少資産。含み益1兆円超というバッファーが財務の安全マージンになっている
  • 2026年もさらに増配予定(67円)。2026年4月発表のQ1決算短信で通期配当67円を開示。業績・還元ともに成長継続見通し

株価

現在株価
1,701円
時価総額
13,059億円
FY2025有報ベースの株価は約1,700円(PER11.3×EPS151)。時価総額は1.3兆円超の大型株。長期的には右肩上がり。PER10〜12倍台は過去10年平均(13.3倍)より低く、指標上はやや割安感がある。

EPS(1株当たり純利益)・配当性向

EPSは2016年の53円から2025年の151円へ9年間で約2.8倍に拡大。2026年は159円(会社予想)とさらなる成長見込み。配当性向は32%→41%へ上昇傾向だが、まだ40%台と無理な水準ではない。

売上高・営業利益率

ROE(自己資本利益率)

売上高は10年で2,158億円→7,274億円と約3.4倍に急拡大。M&Aを含む積極投資が成長を牽引。ただし年度ごとの変動は大きく(FY2023は減収)、不動産売買タイミングに左右される側面がある。営業利益率は概ね22〜33%と高水準。

配当利回り推移

予想PER
11.3倍
過去10年平均: 13.27倍 / 類似企業PER: 12倍
PBR
1.41倍
自己資本比率
26%
営業CF黒字
10年超
連続増配
9年
PER11.3倍は過去10年平均(13.3倍)より低め。PBR1.4倍も資産の厚みを考えると割安感あり。配当利回り3.65%は10年平均(3.0%)をやや上回る。ただし自己資本比率26%という高レバレッジは、通常のスクリーニング基準(50%超)を大きく下回る点に注意。
気になるポイント
  • 財務レバレッジが高い。自己資本比率26.0%、D/Eレシオ2.16倍と借入依存度が高い。FY2025の支払利息は218億円と前年比66億円増(+43%)。金利上昇が続けば利息負担が業績を圧迫するリスクがある
  • FCFが慢性的にマイナス。FY2025の設備投資額は4,519億円。積極投資でFCFは毎年マイナスが続いており、配当は営業CFから支払われている構造。成長投資の持続性に依存した形
  • 不動産市況リスク。都心物件価格や賃料動向に業績が左右される。市況が急変すれば含み益の縮小・評価損計上のリスクもある。また金利上昇は不動産バリュエーション全体に影響する