アクシーズ
銘柄コード 1381業種 水産・農林業市場 東証スタンダードサイズ 小型株
配当利回り
3.34%
2026年9月26日(FY2026有価証券報告書確定値含む)
一株当たり配当金
増配率 6.7% 12年減配なし
何の会社?
- 鹿児島市に本社を置く、鶏肉(ブロイラー)の一貫生産体制を持つ食品会社。飼料製造から種鶏飼育・雛生産・ブロイラー飼育・食鳥処理・鶏肉加工食品の製造まで自社で手掛ける
- 主力は食品事業(鶏肉・鶏肉加工品の製造販売)。九州を中心に安定した供給網を構築
- 外食事業(直営飲食店の運営)も展開し、川上から川下まで一気通貫のバリューチェーンを持つのが特徴
- 東証スタンダード上場。自己資本比率84.6%と非常に高い財務健全性を誇る
- 配当性向は低め(20〜30%台)で内部留保重視の経営姿勢
景気敏感株
魅力ポイント
- 12期連続増配。配当金は2017年3月期の45円から2026年6月期は120円まで、10年弱で約2.7倍に拡大
- 財務健全性トップクラス。edinetdbの健全性スコアは93点(S評価)。自己資本比率84.6%、営業CFは過去10年連続でプラス
- PERが非常に低水準。実績PER6.7倍は市場平均を大きく下回る割安圏
- FY2026は過去最高益。飼料コストの低下と食品セグメントの好調で、売上高292億円(+10.7%)・営業利益39億円(+84.1%)と大幅増益を達成
株価
現在株価
3,596円
時価総額
202億円
株価は2026年9月時点で3,596円前後(株価は日々変動するため最新は証券サイト等でご確認を)。実績PER6.7倍とかなり割安に見えるが、会社予想ベースの予想PERは11.2倍程度。
EPS(1株当たり純利益)・配当性向
EPSは2023〜2024年に飼料コスト高騰の影響で221〜251円まで落ち込んだが、2026年6月期には521円まで急回復。ただし会社予想のFY2027は321円と反動減を見込んでおり、飼料コストや鶏肉相場次第で振れ幅が大きくなりやすい銘柄という印象。
売上高・営業利益率
ROE(自己資本利益率)
売上高は2017年の188億円から2026年は292億円まで、着実に拡大してきた。特にFY2026は食品セグメントの好調と肥育コスト低下が重なり、営業利益は前期比+84.1%の大幅増益。会社予想のFY2027は反動でやや減収減益の見込み。
配当利回り推移
予想PER
11.2倍
過去10年平均: 9.5倍 / 類似企業PER: 10倍
PBR
0.84倍
自己資本比率
84.6%
営業CF黒字
10年超
連続増配
12年
実績PER6.7倍・自己資本比率84.6%という数字だけ見るとかなり魅力的に映るが、FY2026は飼料コスト低下という追い風があった年である点は差し引いて見る必要があると思う。予想PER11.2倍・配当利回り(予想)3.34%であれば、過去平均(2.83%)を上回る水準ではあるので、個人的には十分検討に値する銘柄だと思っている。
気になるポイント
- 来期は反動減予想。会社予想ではFY2027の営業利益は▲36.0%・純利益は▲38.5%と、FY2026の急拡大の反動を見込む(配当は120円で据え置き予想)
- 飼料コストや鶏肉相場に業績が左右されやすい。実際2023〜2024年は飼料コスト高騰の影響でROE・営業利益率が大きく落ち込んだ実績がある
- 鳥インフルエンザ等の疫病リスク。畜産業特有のリスクとして、感染症発生時の出荷制限・処分コストなどが業績に影響しうる